小野会長へインタビュー

小野弘忠先生に聞く岡山県私塾連盟と教育の在り方

岡山県私塾連盟会長小野弘忠先生にインタビュー

―― 岡山県私塾連盟はどのような目的の組織なのかをお聞かせください。


小野先生:「塾を経営している先生方の相互研修を目的とした組織です。時代と共に教育環境も変化します。例えばテレビ中心の社会も様変わりし、いまやiPadを教育教材とする取組もなされようとしています。スマホももう50%をこえているようです。このように急速な社会環境の変化に乗り遅れないためには、塾教師がいつも情報を交換し、次世代の教育はいかにあるペきかを議論の中心に置き、常に前進を図らなければならないと考えています。そのための相互研修組織が岡山県私塾連盟(以下、県塾連盟)なのです。」


―― 県塾連として具体的にどのような活動をされているか、お聞かせください。


小野先生:「塾の生徒の学力を正確に把握するための模擬試験(OK模試)を年五回行なっております。これを基礎データとして、きめ細かい進学相談をしております。また、岡山県高校入試の解答速報をWEBで発信し、受験生とのQ&Aの双方向で速効的情報を知らせております。これはどの他府県にもないユニークな試みとして、注目されています。それに加えて、県下20の公立高校を毎年訪問し、常に最新の情報を入手するように気を配っております。


―― OK模試の特徴を詳しく教えてください。


小野先生:「県塾連の模擬試験には、どの中学・高校が本人に一番向いているのかを適切に判断できるデータ処理が見事になされています。このデータを見れば、どの学校が一番本人に向いているのか的確にわかるのです。今までにも数千人という先輩がこのデータで救われ、元気に進学して行きました。これからもさらに詳しいデータを挿入し、生徒の進学資料作成を続けたいと思っております。」

倉敷英数学院内にて撮影

―― 高校入試解答速報をWEBに代えたいきさつを教えてください。


小野先生:「県塾連では、ここ20年間公立高校の入試解答速報をテレビで解説してきました。これはどの他府県より長く、しかもどの他塾も出来なかった長寿番組でした。しかし2012年から、従来のテレビに別れを告げ、より難しいWEB画面への立ち上げを決意しました。WEBのいいところは、受験生とのQ&Aという双方向が確実にいつでも可能になったことです。たとえ翌日でも、時間にとらわれず質問が出来る利点は何物にも代えられない改良点だと思っています。生徒のためになることであれば、労苦を惜しまないところが、連盟の強みなのです。これからもWEBを推し進めてゆく方針です。」


ビジョンを熱く語る小野先生

―― 将来の展望や今後の目標についてお聞かせください。


小野先生:21世紀に入り、天気予報は格段に進歩しました。これは情報収集量が大幅に増えたことによるものです。現在では明日の予報だけではなく、地域ごとの的確な予想まで可能になってきています。教育もこれにならって、現在の本人の勉強状態とそれに伴う将来の成長予測まで推測できるシステムが必要ではないかと考えております。生徒本人を鼓舞する意味でも、次世代社会にどのような貢献ができるかを、生徒一人ひとりに伝えられるシステムの構築が今後の課題になることと考えております。


―― それでは最後になりましたが、どのような塾に参加して欲しいかお聞かせください。


小野先生:加盟塾を随時募集していますが、特に教育理念をしっかり保有している塾長に参加してほしいと考えています。塾教育がこれからの社会に不可欠で、常に生徒の側に立ち、生徒の成長を自分の楽しみと感じる方であれば、是非参加してほしいと思っています。